INFORMATION
開催概要
会期:6月22日(水)〜26日(日)
会場:国際デザインセンター・デザインギャラリー
時間:10:00〜19:00(最終日は18:00まで)
主催:情報科学芸術大学院大学
特別協力:株式会社 国際デザインセンター
協力:日本写真印刷株式会社、株式会社GOCCO.
ごあいさつ
IAMAS は、芸術と技術が融合した先端分野である「メディアアート」を根幹に、情報技術を基盤としたプロダクトの提案や、新しい素材の可能性の探求に注力しています。そこでは、外装だけでなく、最終製品と同じように中身も実装したプロトタイプを作りながら考え、提案していく手法「プロトタイピングメソッド」を開発・実践しています。
今回は、名古屋近辺の企業、デザイン関係者、デザインや工学を学ぶ学生の方々に向け、本学の研究活動を紹介する場を設けることになりました。外部企業との共同研究の成果もあわせて展示いたします。
本学の活動に興味をお持ちの方、進学を検討されている方々のご来場をお待ちいたしております。
IAMASとは
IAMAS(イアマス)は、情報科学芸術大学院大学と国際情報科学芸術アカデミーという岐阜県立の2つの学校の総称です。2つの学校は常に一体となって活動しており、単なるアーティストや技術者の養成ではない、文化という視点から先端メディアのさまざまな局面を捉え、未来の世界をデザインしていく人材を育てることを目標にしています。
ユビキタスウェアプロジェクト
生活環境のさまざまな場所に情報通信機器を溶け込ませ、利用者がそれと意識せずに利用できるようにしよう、という考えをユビキタスコンピューティングといいます。 このような機器をネットワークで結び、身体に接する「物」としてのハードウェアと、インタラクションデザインを含めた「事」を含むソフトウェアの2 つを結びつけ実現するものを「ユビキタスウェア」と呼んでいます。 このプロジェクトではユーザと環境を含む物事の新たな関係の創出を目指します。
アドバンストデザインプロジェクト
このプロジェクトは、未来を見据えた様々なアイデアを「アドバンストデザイン」として具現化し、それによって人とメディアの間のインタラクションについて考察することを目的としています。また、同時に具現化した「アドバンストデザイン」を社会と結びつけていく様々な可能性についても、外部企業や研究者との連携を通して具体的に検討していきます。
サーフェイス・インターフェイス・デザインプロジェクト
このプロジェクトでは、研究要素として材料工学、蒸着や噴射型印刷技術を取り込みながら、和紙や漆、螺鈿、ABS樹脂、セラミックなどなじみの深いハンドメイドの素材から産業用途へ広がる、マッチングを行いながらあたらしいインターフェイスのあり方をデザインとして提案しています。
EVENT
トークイベント
2011年6月25日(土) 13:00 −16:00
会場:プレゼンテーションルーム(会場6F)
対象:学生、社会人 / 定員:80名(当日参加可)
内容:ゲストにチームラボの猪子寿之さんをお迎えし、IAMASの研究活動について語るトークイベントを開催します。
出演:三輪眞弘(情報科学芸術大学院大学教授)
ゲスト:猪子寿之(ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表)
IAMASのUSTREAMチャンネルで放送が決まりました。
会場は下記のURLとなります。
三輪眞弘
作曲家、メディアアーティスト。情報科学芸術大学院大学教授。ベルリン芸術大学にて尹伊桑に師事し、その後ロベルト・シューマン大学で学んだ。第10 回入野賞1 位、第19 回「今日の音楽」作曲賞第2位、第14 回ルイジ・ルッソロ国際音楽コンクール1 位、第14 回芥川作曲賞2007 年、「逆シミュレーション音楽」がアルス・エレクトロニカのデジタルミュージック部門でゴールデン・ニカ賞などを受賞多数。2010 年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
猪子寿之
ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表。2001年東京大学工学部計数工学科卒業と同時にチームラボ創業。チームラボは、プログラマ(アプリケーションプログラマ、ユーザーインターフェイスエンジニア、DB エンジニア、ネットワークエンジニア)、ロボットエンジニア、数学者、建築家、Web デザイナー、グラフィックデザイナー、CG アニメーター、編集者など、様々な情報化社会のものづくりのスペシャリストから構成されている集団。
Team Lab Inc.
進学相談カフェ
2011年6月25日(土)、26日(日)
会場:ギャラリー前(会場4F)
対象:学生、社会人
内容:IAMASへの進学を希望する大学生や社会人の相談を受け付けます。教員と事務局スタッフが常時対応し、授業の内容や、各スタジオについて解説します。
WORKSHOP
2011年6月26日(日) 12:30 −15:30
会場:共同研究会議室(会場6F)
対象:学生、社会人
定員:10 名(事前予約必要・参加費無料)
内容:このワークショップでは、IAMASで行っているプロトタイピングのプロセスから「ハードウェアスケッチ」と呼んでいるものをピックアップして体験していただきます。これは、「紙とペンでアイデアをスケッチするように、ハードウェアでもスケッチしよう」という考え方です。今回は、Illustratorなどで製作したデータを元に正確に紙をカットする工作機械「Craft ROBO」と、プログラミングの必要なく光のパターンを自由に設定できるLED「BlinkM」を使い、短時間で小さなLED照明を作ってみるところまでを行います。プログラミングのスキルは必要ありませんが、Illustratorの基本操作ができ、ノートPCを持参できる方が主な対象です(相談したい事項があれば備考欄に記入してください)。
ワークショップ申し込みは定員に達しました。お申し込みありがとうございました。現在、ワークショップはキャンセル待ちになっております。なお、当日のワークショップの見学は自由となっております。
ACCESS
国際デザインセンター・デザインギャラリー
460 – 0008 愛知県名古屋市中区栄3 – 18 – 1
ナディアパーク・デザインセンタービル 4F
[tel] 052 – 265 – 2106(代表)
[mail] voice@idcn.jp
[web] http://www.idcn.jp
名古屋市営地下鉄名城線・名港線「矢場町」駅6 番出口より徒歩5分
名古屋市営地下鉄東山線「栄」駅7番出口より徒歩7分
CONTACT
情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター
岐阜県大垣市領家町3 – 95
[tel] 0584 – 75 – 6606
[mail] rcic@ml.iamas.ac.jp
[web] http://www.iamas.ac.jp/branchingout/