景観構成図
洛中洛外図屏風(上杉本)狩野永徳 米沢市上杉博物館蔵 国宝
上杉本の景観は天文年間(1532〜55)の後半とされる。永徳による独特の金雲の扱いがすばらしいこの作品は、第一定型の中でより多くのランドマークが取り入れられ、そのため、景勝の繋がりは弱くなっている。そのため景観構成図では山の繋がりが途切れ、形がジグザグになって表示されている。
上杉本の景観は天文年間(1532〜55)の後半とされる。永徳による独特の金雲の扱いがすばらしいこの作品は、第一定型の中でより多くのランドマークが取り入れられ、そのため、景勝の繋がりは弱くなっている。そのため景観構成図では山の繋がりが途切れ、形がジグザグになって表示されている。