情報科学芸術大学院大学 / 国際情報科学芸術アカデミー
[ Japanese ]
アカデミー、大学院の教員が IAMAS で実際に行われている授業(プロジェクトやモチーフワーク)をベースとしたワークショップを行います。(同展示会場)
各回定員、事前予約制、参加費無料、見学可。
定員、日時は各ワークショップによって異なります。下記より詳細をご覧ください。
お申し込み方法 : 参加希望のワークショップ、氏名、年齢、職業、連絡可能なメールアドレスをご記入の上、yokohama_ws@iamas.ac.jp 宛てにメールでお申し込みください。
「アルゴリズムで音楽を創ろう!」申し込み
講師:三輪眞弘
仙台で生まれ、大垣に伝えられた(架空の)不思議な芸能「蛇居拳算」。この芸能に潜む法則を解明し、コンピュータ・シミュレーションによって新しいパフォーマンスの作曲を試みます。最後は出来た作品をみんなで実演する予定! 第一部は「蛇居拳算」の由来やその仕組みについて解説し、第二部はシミュレーション・プログラムの紹介と実作、そして最後に演奏してみます。
日時:3月18日(土)13:00〜16:30
参加人数 :10人
参加条件:高校生以上、パソコン(Mac OS X)の基本操作ができること。
講師略歴:作曲家。情報科学芸術大学院大学スタジオ2教授。近年は「逆シュミレーション音楽」を提唱し、現代音楽作曲を中心に様々な作品を発表している。『オーケストラのための「村松ギヤ・エンジンによるボレロ」』で2004年度芥川作曲賞受賞、主要作品にオペラ『新しい時代』、著書に『コンピュータ・エイジの音楽理論』など。
「フィジカル・コンピューティング・ワークショップ」
こちらのワークショップは参加申し込みが定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきました。
講師:小林茂
マウス、キーボード、ディスプレイといった、標準的な PC の入出力デバイスでは完結しない作品を作ろうとすると、「どこからはじめたらよいのだろう?」と迷ってしまうことがあるかもしれません。例えば、LED を1個点灯させてみようというだけでも、いざやろうとするとなかなか大変なものです。このワークショップでは、電気回路の簡単な説明に始まり、PC に I/O モジュールと何種類かの入出力デバイスを接続し、実際に動かしてみるところまでを実習します。I/O モジュールには、IAMAS の PDP(プログラマブル・デバイス・プロジェクト)で開発中の「GAINER」を用います。
日時:3月19日(日)13:00〜16:30
参加人数:10人
参加条件:パソコン(Mac OS X)の基本操作ができること。電子工作、および Cycling'74 社の Max / MSP の基本的なプログラミングの知識があるとよりよいですが、必須ではありません。
講師略歴:国際情報科学芸術アカデミーDSPコース講師。1993年より電子楽器メーカーに技術者として勤務した後、2004年7月よりIAMASでフィジカル・コンピューティング等のレクチャーを担当。主な興味は電子楽器を含むユーザー・インタフェース。最近の主な研究は今回のワークショップでも使用する『GAINER』。
「フィジカル・アンサンブル」
こちらのワークショップは参加申し込みが定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきました。
講師:赤松正行
音を関知するセンサーと打楽器のようにモノを叩くアクチュエータを用い、ネットワーク化されたコンピュータをプログラミングして、お互いに情報を遣り取りしながら音楽を作り出します。それは現実の世界の振動に反応し、現実の世界の振動へ戻し、無限の循環の中に立ち現れるささやかな現象を導く体験となるはずです。豊かな感受性と洞察力を養うためのワークショップとして、耳を澄まし、心を弾ませて参加してください。
3月19日(日)17:00〜18:30
参加人数:10人
参加条件:高校生以上、パソコン(Mac OS X)の基本操作ができること。Cycling'74 社の Max の基本プログラミングができる人が望ましい。
講師略歴:国際情報科学芸術アカデミーDSPコース教授。10代半ばよりエレクトロニクスを用いた音楽制作を始め、 1980年からはコンピュータを使用、音楽だけでなく映像やネットワークなど様々なメディアへと制作範囲を広げる。特に、作品と鑑賞者の関係性や、作品自体の自律性に注目し、人とメディアの可能性を拡張することに興味を持っている。代表作に「incubator」「Time Machine!」「Flesh Protocol」「decipher」など。
「アルゴリフィジックス」申し込み
講師:古堅真彦
このワークショップではプログラミングの「おもしろさ」を体験します。私たちが普段話している「言葉」と同じような感覚で「話しかけるプログラミング」をします。前半はコンピュータを使わずに、それでいてコンピュータとはなんぞや?ということがわかる(?!)、「身体を使ったプログラミング」を実践します。そして後半は古堅が現在開発中の [motionExpress-language] を使って、画面上のものが跳ねたり、飛んだり、ひっぱったりする「動き」を直感的なプログラミングで作ってみましょう。
日時:3月20日(月)13:00〜16:30
参加人数:10人
講師略歴:国際情報科学芸術アカデミーDITコース助教授。コンピュータとデザインの関係、特に「画面上の動き」と「アルゴリズミックな思考」が主な研究テーマ。著書に「Javaでモーションプログラミング」(広文社)など。ソフトウェアは gam, mifi, motionExpress-language 等をリリース。2005年10月、独立行政法人情報処理推進機構より「天才プログラマー/スーパークリエータ」に認定。
「ten a penny, Gangu - Electronic Toy Project」申し込み
講師:ジェームス・ギブソン
敏速なアイデアの開発と共有のためのワークショップです。アイデアをとらえ、表現し、共有する手段としてスケッチを用いながら、新しい電子玩具のコンセプトについてブレインストーミングをします。アイデアは「ten a penny(10個で1ペニーの安価なもの)」、だから自由に交換すべきです。とはいえ、成功したコンセプトの鍵は、突拍子もないことから価値あることを選り分けること。IAMAS ガングプロジェクトを基にしたワークショップを通して、アイデアの討論、選別、選択の実践的な方法を紹介します。
簡単な通訳あり
日時:3月21日(火・祝日)14:00〜17:00
参加人数 :10人
参加条件:ワークショップに参加申し込みをされる前に、必ず下記のドキュメントをご覧ください。
gangu_research.pdf
URL : www.iamas.ac.jp/project/gangu/gangu_research.pdf
講師略歴:情報科学芸術大学院大学スタジオ3講師。インタラクション・デザイナー。Sony Design Centre Europeなどを経て、今年度より情報科学芸術大学院大学講師。主なプロジェクトに『Narcissus』『BlockJam』(クワクボリョウタらと共作。Ars Electronica 2003 インタラクティブ・アート部門 Honorary Mention 受賞)『Spinner』など。
「Epigenetic Landscape」申し込み
Geo Media Contents Project
VRS-GPS と地理情報を活用したVR表示装置(ジオメディアデバイス)によるジオメディアコンテンツアートが体験できます。BankART の屋上でデバイスを持ちながら歩くと、仮想空間のなかで空間のインタラクションが発生します。リアルタイム、リアルスペースの不思議な体験を楽しんで下さい。
日時:3月19日(日)〜3月21日(火・祝日)
各日13:00〜15:30
参加人数:各日10名
雨天中止。定員に空きがあれば、当日でも参加できます。