IAMASプロジェクトの一環としてモービルマシン・プロジェクトが行われました。
1997年度の成果と今後の利用方法について説明します。
モービルマシン・プロジェクトは次の2点を目的としています。
IAMASには各種のコンピュータを始めとする機器・機材が多数ありますが、これらは主に学内での研究活動として特定の目的・役割を持っています。一方、学外でのライブパフォーマンスやインスタレーションなどの発表を行う機会は少なくないにもかかわらず、このような目的のためのコンピュータ等は存在していませんでした。長期的な展覧会等であれば、必要な機材をレンタルまたは購入するのが一般的ですが、短期間のイベントなどでは経費等の点から特別な機材を用意することは困難です。仮に既存の機材を持ち出すとしても、通常の活動を妨げることになりますし、契約上導入された場所以外へは移動できない機材も多くあります。そこで、学外での短期間のイベント等での使用の機会が生じれば、迅速に対応できるようなマシンを導入することになりました。
多くのコンピュータはデスクトップで用いられることを前提としており、移動や設置については考慮されていません。ノート型コンピュータは移動を考慮していますが、デスクトップ型のような拡張性を欠いています。しかしながら、モービルマシンは様々な用途に対応できる拡張性を持ち、なおかつ移動や設置に適していなければなりません。そこで、モービルマシンとして最適なコンピュータセットはどのようにあるべきかを研究し、実際の運用を通して実践的に発展させることになりました。
モービルマシンを使用したい場合は、管理者(現在のところ赤松)に使用目的、使用期間、使用場所を申し出てください。管理者は他の使用希望者がいない限り、必要な期間モービルマシンを貸し出します。使用希望が重なる場合は先着順としますが、事情によっては当事者間で調整をお願いする場合があります。
モービルマシンを利用する上での注意事項は次の通りです。
現在のモービルマシンは2セットあり、その機材構成は以下の通りです。
|
|
|
(おまけ)
担当:赤松正行