MSPサマースクール
FAQ(よくある質問)

 


Q. 遠方に住んでいるので、会期中の宿泊が心配なのですが...

A. 会場近くのアパホテル<大垣駅前>様のご協力をいただき、宿泊斡旋を行っています。アパホテル<大垣駅前>では、シングルルーム(バス・トイレ付)に、お一人様一泊6,300円(税・サービス料込)にてご宿泊いただけます。
アパホテル<大垣駅前>から会場まではバスまたはタクシーで5分程度です。
宿泊予約は実行委員会が行いますので、参加申し込み時にお知らせください。なお、料金精算は各自で行ってください。また、希望者多数の場合は、他のホテルを斡旋することがあります。

Q. 都合で5日間は受講できないのですが、2〜3日だけ受講することはできますか?

A. 申し訳ありませんが、1日単位での受講料の設定はありません。欠席はご自由ですが、受講料を返却することはできませんので、ご了承ください。また、カリキュラムも5日間を通して組み立てていますので、連続して受講されることをお勧めします。

 

Q. MSPについて何も知らないのですが、大丈夫でしょうか?

A. 習得意欲があれば大丈夫です。コースAでは初心者向けにMSPの基礎から経験豊富な講師陣が丁寧な指導にあたります。ただ、事前に音響の基礎知識を書物などで理解されておくと良いでしょう。例えば、音が鳴るとはどういう現象なのか? 周波数と振幅とは何か? といった事柄です。すでにMAXとMSPをお持ちの方は、MSPのマニュアルにあるTutorialに目を通し、説明されているパッチを作ることをお勧めします。製品をお持ちでない方もCycling'74社から、デモ版やマニュアルをダウンロードできますので、これらを利用されると良いでしょう。

 

Q. David Zicarelliさんは初めて日本に来るというのは本当ですか?

A. 本当です。本人にも確認しましたが、MやMaxへの評価が高い日本に強い関心を持っていたものの、これまでは日本に来る機会がなかったそうです。ですから、今回の来日をとても楽しみにしているとのことです。

 

Q. 受講料が安いような気がするのですが、大丈夫ですか?

A. ご心配いただき、ありがとうございます。単純な比較はできませんが、6月にバークレーで行われたMSPワークショップの受講料は$250(約3万円)、バファローで行われたMAX/MSP/Pdワークショップは$400(約5万円)ですから、それらと比べて今回のMSPサマースクールの受講料は低く設定されていることになります。これは、MSPサマースクールが営利目的ではなく、多くのスタッフがボランティアとして参加しているからです。また、ご協賛企業様やご協力、ご後援団体様からご支援をいただき、受講料を低く設定することができました(改めて感謝申し上げます)。そして、最小限の運営費用の負担を、受講料としてご参加の皆さんにお願いしています。
とは言え、受講者が募集人員に満たなければ、運営が困難であることも事実です。ですから、皆様の積極的なご参加をお願いしたいところです。また、ご友人など興味を持たれそうな方に、ご紹介いただければ有り難いと思っています。

 

Q. 三輪さんのサインが欲しいのですが、お願いできますか?

A. 実行委員会としてお引き受けすることはできません。しかし、MSPサマースクールは小規模のアットホームな雰囲気で行い、講師陣と気軽に話をできると思いますので、会場で直接お願いしてみてはどうでしょうか? きっと喜んでサインペンを取っていただけるものと推察します。同じように、Davidと一緒にプリクラを撮る、Lesと一緒に歌を歌う、といったことも可能かと思いますが、実行委員会としてお膳立てするものではありません。

 

Q. プレゼンテーションで自作品を演奏したいのですが、可能ですか?

A. 可能です。ただし、会場では簡単なPAしかありませんので、多くの機材や広い空間を必要とする作品や大音量を前提とする作品は現実的には不可能です。コンピュータ1台および簡単な周辺機器のみで完結する作品が理想的です。また、プレゼンテーションはお一人あたり準備を含めて30分程度を想定していますので、リハーサルの時間は取れない見込みです。この点もご考慮ください。

 

Q. 論文集はどのようなものができるのでしょうか?

A. プレゼンテーションや論文は現在募集中ですので、その内容についてあらかじめお伝えすることはできません。また、論文集は冊子として印刷することを考えていますが、事情によりWebサイトなど異なる形態で発表することもありますので、あらかじめご承知おきください。

 

Q. 会場所在地の大垣は、どのような町ですか?

A. 大垣市岐阜県南西部にある人口約15万人の地方小都市です。「奥の細道むすびの地として知られる水の都」と言われています。近隣には荒川修作氏が設計した「養老天命反転地」や、高度情報基地をめざす「ソフトピアジャパン」、大規模なバーチャル・リアリティー環境を持つ「VRテクノセンター」、動物保護団体に怒られそうな「長良川の鵜飼い」などがあり、サマースクールの前後にお勧めです。その他のスポットについてはこちらをご覧ください。

 

Q. PdやjMaxについての情報は得られるのでしょうか?

A. このサマースクールはMSPに主眼を置いていますので、他のソフトウェア等については関知しません。しかしながら講師陣は世界最先端の開発者やアーティストですので(一部例外を含む)、有益な最新情報が得られるに違いありません。例えば、DavidからMAX 4.0の進捗状況を聞き出す、後藤さんにIRCAMの動向について尋ねる、といったことができるでしょう。もっとも、本人がどの程度応じてくれるかは保証の限りではありません。また、受講者としてトップクラスの人物が来訪することが予定されていますので、サマースクールが様々な情報交換の場としても機能すると期待しています。

 

Q. PowerBookを持参した場合について詳しく教えてください。

A. 会場には各コースの受講者ごとにコンピュータをご用意して、手元でコンピュータを操作しながらMSPを学べるよう準備しています。ただし、ご自分のPowerBookを使用したい方は、それを持ち込んでいただくことは可能ですので、参加申し込み時にお知らせください。なお、PowerBookを持参される場合でも、受講料は変わりません。また、設置場所や搬入出の問題から、デスクトップ型のコンピュータの持ち込みはご遠慮ください。

 

Q. 私はMSPのエキスパートと自負していますが、参加する意義がありますか?

A. ワークショップとしては上級者向けのコースを設定していませんので、経験者向きコースとしてご参加いただくことになります。これは、上級者の興味や問題意識が個別具体的であろうと思い、同時に何十人もの受講者が参加するワークショップとしては成立しにくいと判断したためです。しかし、会場にはDavidやLesというMSPの開発チームがいますから、どのようにテクニカルに高度な質問であっても相談に乗ってくれるはずです。そのような時間を多く設ける予定ですので、上級者の方にも満足していただけるものと思います。また、イブニングセッションでのプレゼンテーションやディスカッションには、上級者の方にこそご活躍いただきたい時間ですので、奮ってご参加ください。

 


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