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概要 日時:1999年3月6日(土) 午後6時〜午後8時 趣旨今日テクノロジーの発展と共にマルチメディアやネットワークが一般社会や生活にも深く浸透しつつあります。これは従来の視覚優位性が、全感覚的で共感覚的な次元へと進化する過渡期にあるとも言えます。このシンポジウムでは、このような時代性に焦点を当て、最前線で活動するアーティストやプロデューサを招聘し、パネルディスカッションを通じて現代社会における課題を明らかにします。また、ライブ演奏を含めてネットワークと音楽を巡る作品や活動の紹介も合わせて行います。なお、このシンポジウムは国際情場学会の「ネットワーク時代のコンピュータ音楽」分科会の活動を踏まえ、その活動基盤となっているBBS「commu tele-presence lab.」についても紹介します。 パネリスト紹介Carl Stone:パーソナルコンピュータによる音楽の可能性を最も早く提示した音楽家。全世界的に演奏活動を行っており、日本でも多数の公演を行っている。CD「KamiyaBar」、「Mom's」他多数。サンフランシスコ在住。 下田展久:先鋭的な作品を紹介するジーベックホールの企画を手がけるプロデューサ。民族音楽や現代音楽からコンピュータやネットワークに関わる作品まで幅広くプロデュースしている。神戸在住。 佐近田展康:深い思索と磨き抜かれた表現で独自の世界を展開する音楽家。昨年開催したインスタレーション「Water Machine〜水機械」が好評を博し、「マジカルMAXツアー」などの著作でも知られる。神戸在住。 大谷安宏:高度な技術と感性に裏付けられた直観的即興演奏で知られる音楽家。国内のみならず、アメリカやヨーロッパでも公演を行っている。CD「Brain Wash」、「Experimental Tokyo」他多数。東京在住。 赤松正行:ネットワークからライブ演奏まで多様な表現領域を追求するメディア作家。CD「Maze and Lights」、著作「マルチメディア・プログラミング」他多数。国際情報科学芸術アカデミー助教授。大垣在住。
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