クリスタ・ソムラーとロラン・ミニョノーは、IAMASの客員芸術家であり、京都のATR知能映像通信研究所での研究員でもある。人工生命や複雑系、通信やインターフェイス・デザイン、インタラクティビティの新しい形態などをテーマにコンピュータ・システムについての研究を進めている。彼らのインタラクティブなコンピュータ・インスタレーションは、「エポック・メイキング」(伊藤俊治)なもので、「自然なインターフェイス」の使用を創始し、人工生命と進化を基にした画像処理を使った、「対話」のための新しい言語を作り出している。常設展示作品としては、「ライフ・スペイシーズ」NTTインターコミュニケーション・センター(東京)/「成長する植物」ZKMメディア・ミュージアム、カールスルーエ(ドイツ)/「トランス・プラント」東京都写真美術館(東京)/「A-Volve」NTTプラネット(名古屋)/「フォトトロピーII」白石市情報センター(白石)/「VERBARIUM」カルチエ財団、パリ(フランス)などがある。