デビッド・スモールは、最近MITメディアラボで「書物再考」というタイトルの博士論文を完成した。3次元の風景の中の、ダイナミックな3Dのタイポグラフィーについての研究を、初めは学生として、後にミュリエル・クーパー(視覚言語ワークショップの創設者)との共同で開始。複雑な情報システム設計の中で、特に仮想のオブジェクトを操作するための新しい物理的なインターフェイスの構築に向かう。
スモールの作品は雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」、「プリント」、「コミュニケーション・アート」、「アトランティック・マンスリー」、「IDマガジン第42回デザインレビュー」および「インフォメーション・アーキテクツ」ウルマン著、に掲載されている。また、IBMやLEGO、ナイキといった企業のためにインタラクティブな情報システムを設計している。トム・ホワイトは、MITメディアラボのコンピュータ美学グループに属し、ジョン・前田教授の下で博士過程の研究を続行中。そのテーマは、コンピュータメディアを用いた新しいコミュニケーションを方法を作ることで、新しいハードウェアデバイスのデザインを伴うものが多い。修士論文は「液体の触覚」として知られる新たな一群のインターフェイスに着目したもの。「意識の流れ」はこの「液体の触覚」デバイスを使って、流れる単語と戯れることができる。